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マイニングの「fPGA」ってなに?

FPGAは製造後にユーザーが構成を再設計することができる回路のことです。 マイニング業界においてはGPUの次に実用化が期待されましたが、ASICがすぐ後に出たため利用が大きく広がりませんでした。 現在、多くのマイナーはASICかGPUのどちらかを使ってマイニングをしていますが、最近ではエネルギー効率という観点からFPGAを見直す動きもあります。

fPGAって何?

みなさんはFPGAと呼ばれる製品をご存じでしょうか? FPGA(Field Programmable Gate Array)とは、 ユーザ独自の回路を何度でも書き換えができるデバイス で、Xilinx(ザイリンクス)とIntel(旧アルテラ)の2大メーカーだけで80%以上のシェアを誇っています。 近年では、ビットコインなどの仮想通貨のマイニング性能でNVIDIAのGPUとも比較されている高性能な演算デバイスです。

コンピューティングの「fPGA」って何?

◆FPGAとは何か? ◆FPGAとは何か? 何かを計算したい場合、CPUやGPUなどの命令ベースのアーキテクチャ用のソフトウェアを書くのが一般的なコンピューティングのアプローチです。 もちろん、とてつもない労力をいとわないのであれば、汎用性のあるCPUやGPUを用いることなく、その計算だけを行う専用回路を設計をすることも可能です。 この代表的な例が「 ASIC 」です。 ASICよりも簡単に製造でき、製造後に回路設計や構成を再設定できるのが「field-programmable gate array (FPGA)」と呼ばれる集積回路です。 FPGAの大きな利点の一つに、レイテンシ (遅延)が小さいことが挙げられます。

fPGAとASICの違いは何ですか?

FPGAとASICは特定のタスクに合わせて回路を構成できるカスタム型の集積回路で、CPUはどんなタスクでもこなせる汎用型の集積回路ということはご説明したとおりです。 ただ、CPUで何でもできるというのであれば、CPUで良いのではないかと思われるかもしれません。 実際、製造時点でどんな作業をさせられるかわからないコンピュータやスマホはすべて汎用型であるCPUが使われていますし、汎用性の必要ない一部の産業製品や家電製品でもCPUで事足りる場合はCPUが使われることも多々あります。

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